水球とは7名で構成された2つのチームが、プールに作られたコート内で、ゴールにボールを入れあい点数を競う競技です。

海外では人気がある国も多く、欧米ではプロチームが存在します。

体のほとんどが水中にあるために反則は分かりにくく、掴む、蹴るといった行為が日常的に発生する事から「水中の格闘技」とも言われます。

試合コート

　ゴールライン間30m(男子)、25m（女子）、幅20m、推進1.8m以上。

チーム構成

　7名以上13名以内で、競技に参加できるのはゴールキーパー（以下「GK」）1名を含めた7名。

　ベンチには6名までの交代選手と3名までの役員（監督、コーチ、オフィシャル）が入ることができる。

試合時間

　8分を4ピリオド（以下「P」）で行われます。ただし、ファールや得点の際には時計が止められるため、実際の試合時間は1P10分以上、長いときは15分近くかかります。1P・3Pの終了後には2分、2P終了後には5分の休憩があります。

また4ピリオド終了時に同点の場合は、ペナルティーシュート戦が行われます。

攻撃時間

　30秒以内。ファールの際には時計が止まります。

タイムアウト

　各ピリオドに1回、1分間のタイムアウトをとることができます。

ファウル

　競技者を押したり、プレーをあからさまに妨害したりするとファウルとなります。これはオーディナリーファールと呼ばれ、フリースロー権が与えられます。悪質なファウルはエクスクルージョンファールと呼ばれ、退水やペナルティシュートの判定をされます。退水になると当該プレイヤーは20秒間プレーできなくなります。また、同じプレイヤーが1試合中に3回エクスクルージョンファールを行うと、永久退水となり、残りの試合時間はプレーできなくなります。

2015.03.05 更新

とある試合風景